子役時代からテレビドラマや映画などに多く出演している、伊藤沙莉さん。
2024年4月から放送予定のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、主演を務めることが発表されています。
どんな演技を見せてくれるのか、楽しみにしている人も多いですよね。
そんな経験豊富な伊藤沙莉さんですが、実際の演技力は上手いのか下手なのか、気になっている人も多いのではないでしょうか??
そこで今回は、伊藤沙莉さんの演技は上手いのか、下手なのかどちらなのか、朝ドラ『虎に翼』が期待されている理由を調査しました。
【伊藤沙莉】プロフィール
本題に入る前に、伊藤沙莉さんのプロフィールを確認しておきましょう。
生年月日 | 1994年5月4日 |
---|---|
出身地 | 千葉県出身 |
最終学歴 | 千葉県立若松高等学校 |
活動期間 | 2003年〜 |
事務所 | アルファエージェンシー |
家族構成 | 母・兄・姉・本人 |
伊藤沙莉さんのプロフィールをみて、「こんな前から芸能活動をしていたんだ!!」と驚かれる方も多いのではないでしょうか??
2003年当時の伊藤沙莉さんは9歳なので、小学3年生の時にデビューされています。
子役時代から活躍していることがわかりますね。
上記のプロフィールをもとに、伊藤沙莉さんのエピソードを深掘りして紹介していきます。
名前に込められた母の想い
伊藤沙莉さんのお名前である”沙莉”は『さり』と思われがちですが、『さいり』というお名前です。
私も最初『さり』と思っていたので驚きました。
『さいり』という名前は、「個性的に育ってほしい」とお母さまの願いが込められているといいます。
ちなみに、お母さまが考えた『さいり』の名前に漢字を当てたのは、おじいさまだったそうです。
『沙莉』と漢字を当てた理由
おじいさまがなぜ『沙莉』と漢字を当てたのか、理由については明らかにされていません。
ですが、『沙莉』と漢字を当てた理由として考えられるのは、画数や姓名判断ではないかと推測されます。
失礼を承知の上で、伊藤沙莉さんの姓名判断を調べてみると、下記の結果となりました。
『凶』の文字がなく、パッとみただけで「縁起のよさそうな名前」と思われた方が多いのではないでしょうか??
さらに具体的な診断結果は、下記のとおりです。
- 総画(41画)で大吉
-
人間関係や仕事、金運、恋愛運に至るまで全てがオールマイティで優れている。
思いやりを持つ事を心がければ更に良し。 - 天格(24画)で大大吉
-
姓名判断における最大吉数のひとつで、誰もが達成出来ない極みまで上り詰め、財産や人も全てに思い通りになる。
- 地格(17画)で吉
-
非常に明るい生活ではありますが、その分飽きっぽさもある。
人前に出る仕事などが向いている。
常に周りのリーダー的な存在。 - 人格(25画)で吉
-
持って生まれた才能を最大限までに活かす事が出来る。
その才能があなたの人生において人やお金などを集めてくれる。 - 外格(31画)で大吉
-
自分が優れていなくても仲間が気にかけてくれているので、チームで成功に導いてくれる。
- 仕事運(31画)で大大吉
-
失敗というものを全く経験せずに一気に上り詰める事が可能。
周りもあなたの為なら惜しみない協力をしてくれる。 - 家庭運(35画)で大吉
-
非常に愛情を持っている人間なので、それが家族に伝わって家庭は非常に安心な毎日を過ごせる。
姓名判断の結果の詳しい内容をみてみると、悪いことは一切書かれておらず、むしろ良いことが多く書かれている印象を受けますね。
これだけ良いことが書かれていると、本当にすごいですよね…!!
画数や姓名判断から名前をつけるのは、昔からの伝統的な風習があるように感じます。
そのため現在でも、お子さんの名前を決めるときに『画数』や『姓名判断』を参考にしているという方が意外にも多いようです。
2019年のマイナビのデータによると、子どもの名前を決める時の決め手になったベスト5は、下記の通りです。
- 画数(44.6%)
- 姓名判断(30.9%)
- その他(17.8%)
- 夫婦や親族の名前から文字を取る(16.0%)
- 誕生月・季節(13.1%)
マイナビニュース調べ
子どもの名前を決めるときに、『画数』と『姓名判断』を参考にしている人は7割以上という結果になりました。
多くの人が『画数』や『姓名判断』を参考に、子どもの名前を決めていることがわかりますね。
そのため伊藤沙莉さんの場合も、お名前はお母さまが決め、漢字は画数や姓名判断をみて、おじいさまが当てた可能性があると考えられるでしょう。
もちろん、画数や姓名判断の結果の通りの人生になるというものではありません。
ですが令和となった今でも、良い名前・画数をと思って名づける親御さんが多いということですね。
実兄はオズワルドで活躍中の伊藤俊介
伊藤沙莉さんの実兄は、お笑いコンビ「オズワルド」のツッコミ役である伊藤俊介さんです。
生年月日 | 1989年8月8日 |
---|---|
最終学歴 | 駒澤大学文学部 国文学科 (2012年卒) |
活動期間 | 2014年11月〜 |
相方 | 畠中 悠さん |
事務所 | 吉本興業 |
伊藤沙莉さんのInstagramには、お兄さまの伊藤俊介さんとの2ショット写真が投稿されていました。
写真を見ただけでも、兄妹仲が良いことがわかりますね。
兄妹の仲良しエピソード
吉本興業のお笑い芸人『オズワルド』として活躍している兄・俊介さんは、M-1グランプリで、2021年に準優勝されています。
大勢いるお笑い芸人さんの中で、準優勝に輝いたのは、すごいですよね。
さらに翌年(2022年)のM-1グランプリでもファイナリストに残ったものの、敗者復活戦に臨むことになった、オズワルド。
沙莉さんは、リアルタイムで観ていたようで、兄・俊介さんにエールを送っていました。
残念ながら、沙莉さんのX(旧Twitter)では、当時の投稿を見つけることができませんでした。
しかし私も、当時M-1グランプリをリアルタイムで観ていましたが、「沙莉が応援してくれてる」と発言されていたことを覚えています。
本当に兄弟仲が良いからこそ、応援できることですし、素敵な関係ということがわかりますよね。
兄妹の喧嘩エピソード
2023年5月のインタビューの中で、1度だけ兄・俊介さんと喧嘩したことを明かしていた、伊藤沙莉さん。
どうやら喧嘩の原因は、兄・俊介さんの態度に問題があったようです…。
伊藤沙莉さんによると、家族・ご友人と引越しの作業をしているときに、寝転びながらスマホでエッセイを執筆していた、兄・俊介さん。
兄の姿を見た沙莉さんは、「エッセイを執筆しているように見えない」と感じたそう…。
引越し作業中に寝転んでいたら「サボってる!?」と思ってしまうのは、仕方ないかもしれないですね…。
沙莉さんは、兄・俊介さんに「(手伝ってくれている友人に)ジュース1本位奢るとかそういうことできないとダメでしょ」と注意。
すると注意を受けた兄・俊介さんは、怒った様子で狂ったように段ボールに荷物を詰め始めたといいます。
兄・俊介さんの様子に、「お兄ちゃんがやばい。殺される!!」と感じ、お姉さまに助けを求めたそうです。
兄・俊介さんは寝転びながらも、集中して執筆していたのかもしれませんね。
しかし、生まれてから今まで兄妹喧嘩がこの1回しかなかったということなので、普段から本当に仲が良いことがわかりますね。
ダンサー志望だった
伊藤沙莉さんは、3歳の頃からダンスを始めており、女優ではなくダンサー志望だったそうです。
少し意外な気がしますよね。
ダンスを始めたきっかけは、幼い頃に小室奈美恵さんを見ながら踊っている沙莉さんの姿をみたお母さまが、ダンススクールに入会させてくれたそうです。
X(旧Twitter)には、子役時代の伊藤沙莉さんがダンスをしている映像がありました。
楽しそうに踊る伊藤沙莉さんが、とても印象的ですね!!
伊藤沙莉さんは、ダンスのコンテスト(キッズ部門)で優勝経験があります。
- ALL Japan Dance Contestの東京予選 優勝
- サンリオダンスコンテスト 優勝
そのほかにもキッズダンサーとして、いろんな舞台に立った経験があることを明かした伊藤沙莉さん。
TRFのキッズダンサーも経験されたそうです。
コンテストで優勝、TRFや様々なキッズダンサーの経験がある伊藤沙莉さんのダンスの実力が高いことがわかりますね。
女優を目指したきっかけ
伊藤沙莉さんが女優を目指したきっかけは、ダンス仲間のお母さまから「子役のオーディションを一緒に受けない??」と誘われたことだったといいます。
子役のオーディションを受けた当時のことを、このように振り返っていました。
ダンススクールに掲示板があって、そこにオーディション情報がバーッと載ってるんです。
キッズ部門、大人部門とかに分かれてて、ダンスのオーディションとか、色んなメディアのオーディションがある中で、たまたま子役オーディションというのが貼ってあったんです。
ダンススクールなので、お芝居を目指している子はあまりいなかったんですけど、逆にみんな物珍しくて、「行こうか、行こうか」みたいに盛り上がって。
でも私は、どっちかというとダンスをずっとやっていきたいと思っていたほうなので興味がなかったんです。
それで“あるある”な話なんですけど、あまり積極的じゃなかった私が受かっちゃうっていう。
文春オンライン
おそらく、ダンス仲間のお母さまも同じように「物珍しい」と感じ、自身のお子さんと「一緒に受けてみない??」と誘われたのかもしれませんね。
この時に受けたオーディションが、デビュー作品となる『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』になります。
X(旧Twitter)では、子役時代の伊藤沙莉さんの写真が残されていました。
中村俊介さんと仲良くピースサイン、とても良い写真ですね!!
オーディションのエピソード
『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』のオーディションを受けた当時の伊藤沙莉さんは、芸能事務所に無所属でした。
ですが、周りにいた他のオーディションを受けにきた子どもたちは台本を持っていたそうです。
同じような状況だった場合、「周りの子は台本あるのに、なんで?!」と焦ってしまいますよね…。
ですが伊藤沙莉さんは、「ねぇ、もらってないんだけど」と男性に声をかけたのは、実はなんと1番上のプロデューサーだったそうです。
男性プロデューサーから無事に台本をもらうことができ、その場でセリフを覚えた伊藤沙莉さん。
その後の本番で見事合格し、『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』の役を掴み取りました。
その場でセリフを覚えた挑んだオーディションで、見事合格した伊藤沙莉さん、すごいですよね!!
伊藤沙莉さん自身も「記憶力はその時自分でもびっくりしました。」と振り返っていました。
デビュー作品『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』
『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』のストーリーは、若返りという特殊な境遇に見舞われる妻と、そんな妻を支え続ける夫との永遠の愛の物語です。
伊藤沙莉さんは、『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』では、若返りの薬を飲んでしまった36歳の女性科学者が、恋をする度にどんどん若返っていく役を演じました。
デビュー作品から難しい役を演じていたんですね…!!
2020年のインタビューでは、『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』に出演した当時の心境をこのように答えていました。
初めての役は9歳の時で、36歳の女性役でした。
若返りの薬を飲んでしまった36歳の女性科学者が、恋をする度にどんどん若返っていくという話。
子どもの容姿だけど、台詞は全部大人という。
「私、何言ってるんだろう??」 と思いながらやってましたね(笑)
東洋経済 オンライン
確かに、9歳の女の子が36歳の役でセリフは大人だと、「どういう意味なんだろう??」と思ってしまうのは、無理ないですよね。
それだけデビュー作品から難しい役を演じていたことがわかりますね。
Xでは、伊藤沙莉さんのデビュー作品が『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』だったことを驚く声や、演技力を高評価している投稿が多くありました。
X(旧Twitter)の投稿を見ても、子役時代から「演技が上手!!」と評価が高かったことがわかりますね。
伊藤沙莉さんは、これまでにも様々なドラマや映画に出演されてきましたが、今後も更なる活躍が期待されている女優さんです。
これから放送される朝ドラ『虎に翼』をはじめ、これからの演技もますます楽しみですね!!
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【伊藤沙莉】演技が上手いと評価されている4つの理由
伊藤沙莉さんは、多くの人から「演技が上手い」と評価されていますが、その理由は、下記の4つのことが考えられます。
- 自然な演技が出来る
- リアリティのある演技力
- 迫真の演技力がある
- 軸は決めても役作りはしない
この4つの理由について、具体的にお話をしていきますね。
自然な演技が出来る
伊藤沙莉さんは、わざとらしくない、自然な演技ができる女優さんです。
伊藤沙莉さんの演技について、X(旧Twitter)で調べてみると、「自然な演技ができて上手」という投稿が多く寄せられていました。
伊藤沙莉さんの演技は、多くの人から評価されていることがわかりますね。
難しい役でも自然に演じてしまう伊藤沙莉さん、本当にすごいですよね。
リアリティのある演技力
伊藤沙莉さんの演技で、大きな魅力となっているのは『リアリティ』があることです。
私たちは日常生活の中で、家族や職場の同僚、友達など、様々な人と関わりを持ちながら生活をしています。
仕事は厳しくても優しい人、愛嬌があって可愛らしい人など、様々な人がいますよね。
そうした中で、伊藤沙莉さんは『こういう人いるよね!!』・『友達にいそう』というリアルにいそうなキャラクターを演じることができる女優さんです。
伊藤沙莉さんの演技がリアリティがあると認知されたのは、2017年に放送された、NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』ではないでしょうか?
伊藤沙莉さんは、安部米子役を演じました。
伊藤沙莉さん演じる米子は、米穀店に生まれながら米が嫌いでパンに憧れている娘で、父・善三と自宅内バトルが日常茶飯事という設定でした。
当時『ひよっこ』を私も見ていましたが、その親子ケンカのシーンが、とてもリアルだったことを今でも覚えています。
親子ケンカしている姿をみて、ほっこりしたり、共感したりと、見ていて楽しいと感じた演技でしたね。
X(旧Twitter)では、伊藤沙莉さんのリアリティのある演技に、「上手!!」と投稿する人が多くいらっしゃいました。
伊藤沙莉さんのリアリティある演技力が、多くの人から評価されていることがわかりますね。
迫真の演技ができる
伊藤沙莉さんは、過去に出演した『教室の女王』・『GTO』で、いじめっ子役を熱演したことで、「迫真の演技」と話題を集めたこともあります。
GTOでは、とにかく陰湿でかつ、独特の口調で紋切り型ではない”いじめっこ”役を演じました。
いじめっこを演じた伊藤沙莉さんの迫真の演技に、X(旧Twitter)では、このような投稿がされていました。
この他にも「演技上手だけど、うますぎて素にしか見えない」・「ガチで怖い…。なんなのあれ」という声もありました。
ですが、それは逆に言えば伊藤沙莉さんの演技や表現力が高いからこそ、1つひとつのシーンに引き込まれている証拠だと言えると思います。
自然でリアリティがあるに加え、迫真の演技をできる伊藤沙莉さん、すごいですよね。
軸は決めても役作りはしない
伊藤沙莉さんは、役柄の軸は決めても役作りは特にしていないそうです。
台本をもらってから、自分の中で役柄についてイメージをしたり、実際に役作りをしている俳優さんや女優さんは多いと思います。
新ドラマが始まるときや、新作映画の公開直前などのインタビューをみると、役作りについて答える方が多いですよね。
ですが、なぜ伊藤沙莉さんは役作りをしないのか、その理由についてインタビューの中でこのように答えていました。
その場で瞬時に対応できる柔軟な頭を持っていこうと思っています。
ガチガチにプラン立てていくのは多分、私には性に合っていない。
軸となる部分は持っていきますけど、それ以上に監督がこのシーンをどうしたいかとか、共演者さんがどんな演技でくるかが大切。
その場でやってみないと分かりませんから。
夕刊フジ
さらに続けて、このように答えていました。
自分に噓のない形で言葉や動きを自分のものにしたいんです。
例えばコメディーとかでツッコミを入れる役だったときに、自分で音を決めてしまうと全然違うボケの音が出たときにすれ違ってしまう。
自分がやりたいことを率先してやるよりは、相手がやったことに対応するほうが楽しいんですね。
夕刊フジ
確かに、自分で考えていたイメージの通りの演技をしても、他の共演者さんとのイメージの捉え方が違った場合もあるでしょう。
そうなると、その1シーンだけでも、お互いの演技が不自然になってしまう可能性が高いです。
そうなると、演じている本人たちの評価が下がるだけではなく、視聴者としても違和感を感じてしまいますよね…。
そのため伊藤沙莉さんは、ガチガチに役作りをせずに、監督やプロデューサーの意見や、共演者の演技や意見を参考に、自分の演技をしているということですね。
こうした対応ができるのは、伊藤沙莉さんの演技力が高いこと、もしくは感性なのかもしれませんね。
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【伊藤沙莉】『ミステリと言う勿れ』で演技が下手と酷評された原因は2つ!?
演技力に定評のある伊藤沙莉さんですが、『ミステリと言う勿れ』では演技が下手と酷評されてしまいましたが、考えられる原因は下記の2つです。
- 原作とは異なるオリジナルストーリー
- 演じるキャラクターが合っていない
もともと『ミステリと言うという勿れ』は、田村由美さんによる漫画作品で、2018年1月に1巻が発売。
2024年1月現在の最新作は、13巻です。
2022年6月の時点で累計販売数が1,600万部を突破し、多くの人に読まれている人気の高い漫画と言えるでしょう。
では、ここから伊藤沙莉さんが演技が下手と言われてしまった2つの原因について、お話ししていきます。
原作とは異なるオリジナルストーリー
『ミステリと言う勿れ』のあらすじは、下記の通りです。
飄々とした性格ながら観察力と弁舌に優れた大学生の久能整が、さまざまな事件に巻き込まれながらも、それを解決に導く様子を描いたミステリー作品。
伊藤沙莉さんは、風呂光聖子役を演じました。
『ミステリと言う勿れ』の原作とテレビドラマの違いは、下記の通りです。
- 風呂光聖子のキャラクターの位置付け
-
- 原作
出番が少ない脇役のキャラクター - テレビドラマ
ヒロインの設定で出番が大幅に増えている
(風呂光個人の登場シーンは、すべてドラマオリジナル)
- 原作
- 性格
-
- 原作
女性蔑視の残る警察組織で負けずに働く有能な刑事 - テレビドラマ
気がきかず常におどおどしていて、男性上司から叱咤されている存在
「自分が現場に連れて行ってもらえないのは女性だからだ」と被害妄想気味
- 原作
- 久能整との関わり
-
- 原作
ほとんど会話する場面がない - テレビドラマ
整に恋愛感情を抱き、整のことになると急に積極的になる
ライカと整が会っている場面を目撃するなど、ライカに嫉妬心を示す場面がある
- 原作
こうして比べてみると、原作とテレビドラマでの設定が大幅に異なることがわかりますね…。
原作からのファンは、違和感でしかないのも無理ないかもしれません…。
「演技が下手」と酷評されたシーン
『ミステリと言う勿れ』で、「演技が下手」と言われてしまったのは、第10話でのシーンで、あらすじは下記の通りです。
整が心を通じ合わせてきた謎の女性・ライカ(門脇麦)の秘密が発覚。ライカの本名は千夜子。
千夜子は父親から性的虐待などを受けて解離性同一性障害を発症し、自分を守るためにライカという別人格を生み出したという。
しかし、そんな父親が死んだことで、ついに千夜子の人格が戻ってくることに。それはライカの人格が消えてしまうことを意味し、整はライカと別れを交わした。
整は今まで感じたことのないような喪失感を抱き、ライカを想いながら病院の桜を見る。
いまトピランキング
そこへ女性刑事の風呂光(伊藤沙莉)がやってきて、「あの、私が友達になってあげます!!」「一人の友達として、あの刑事としてではなく、一人の友達として久能さんと接したいっていいますか」と想いを伝えるのだった。
原作では、風呂光 聖子は出番が少ない脇役のキャラクターで、久能整とほとんど会話する場面がありません。
そのためテレビドラマの第10話の展開は、テレビドラマのオリジナルストーリーです。
そのため、原作とテレビドラマの展開が大幅に異なるため、原作ファンから酷評される事態になりました。
脚本通りに演じていた伊藤沙莉さんは、とばっちりを受けてしまった状態ですよね…。
原作とドラマが異なることについて、X(旧Twitter)では、様々な意見がありました。
賛成派の意見
賛成派の意見では、原作を読んでいない方もしくは、原作を読んだけど、ドラマはドラマで楽しめるようになったという声が投稿されていました。
続いて、反対派意見の方を見ていきましょう。
反対派の意見
やはり原作を知っている方は、「違和感でしかない」・「原作との違いに面食らってしまう」などの意見が多く投稿されていました。
やはり原作を知っているからこそ、忠実に再現してほしかったと思ってしまうのは仕方ないかもしれませんね…。
演じるキャラクターが合っていない
数多くの作品に参加してきた伊藤沙莉さんは、比較的、オドオドしている役より、芯がある役を演じることが多かった印象があります。
そのため『ミステリと言う勿れ』では、全く正反対のキャラクター設定に、「伊藤沙莉さんに合っていない」という声も聞かれました。
風呂光で作品を改悪してるのもあるけど、その上さらに、風呂光の役に伊藤さんが合ってない
伊藤沙莉さんもインタビューの中で、このように答えていました。
イメージかもしれませんが、気が強い役をいただくことが多いんです。
気が強いというか、オドオドしたところがあんまり無い役かな??
立ち位置的に今回の風呂光のような役をいただいても、本当に仕事が出来ないポンコツやおバカさんキャラクターが多かったんです。
風呂光は仕事に一生懸命向き合おうとしているのに、そのステージに立たせてもらえないのに踏ん張っています。
だから、風呂光のような女性を演じさせていただけるのはすごく嬉しかったです。
フジテレビ
今まで多くの役柄を演じてきた伊藤沙莉さんですが、あまり演じたことがないキャラクター設定であることを明かしているのがわかりますね。
そのため、伊藤沙莉さんにとってもチャレンジした作品だったのかもしれません。
しかし、今までにないキャラクターを演じたことで、伊藤沙莉さんのイメージと合っていないと感じてしまった可能性が高いと推測されます。
様々な役を演じている分、過去に演じた”キャラクターのイメージ”が強いのかもしれませんね。
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【伊藤沙莉】朝ドラ『虎に翼』が期待されている理由
伊藤沙莉さんは、2024年放送予定のNHK連続テレビドラマ『虎に翼』で期待されている理由は、下記の通りです。
- ストーリーが面白そう
- キャストが豪華
- 演技力に期待
やはりここでも”演技力”に期待している声もありますね。
では、1つひとつ解説していきましょう。
ストーリーが面白そう
2024年4月から放送されるNHK連続テレビ小説『虎に翼』は、日本初の女性弁護士の三淵嘉子さんがモデルにしたオリジナルの物語です。
『虎に翼』で伊藤沙莉さんは、猪爪寅子役でヒロインを務めます。
NHK連続テレビ小説『虎に翼』のあらすじは、下記の通りです。
昭和のはじめ、希望を胸に日本初の女性弁護士となった主人公、猪爪寅子が戦争ですべてを失いながらも、法律家として追い詰められた人々を救うため奔走する物語
あらすじだけでも面白そうですよね。
X(旧Twitter)でも、NHKの朝ドラ初の女性弁護士のストーリーに「面白そう!!」・「楽しみ!!」と投稿している人が多くいました。
すでに撮影に入っている伊藤沙莉さんも、演じていて「面白い」と感じているようです。
1話から『おもしろ』って思いました。
いただいた分は速攻読み終わりました。
法律や時代背景を含めて、難しい印象があったのですが、いろいろなことが分かりやすく描かれていいます。
ですが、軽く扱わずに丁寧に描かれているのでその塩梅がすてき!!
Yahooニュース
初の女性弁護士という難しい役柄ですが、それでも台本を速攻読み終えたという伊藤沙莉さん。
ますます『虎と翼』の放送が楽しみですね!!
『虎に翼』のモデル 三淵嘉子の経歴
伊藤沙莉さんがヒロインを務める『虎に翼』のモデルとなった三淵嘉子さんについては、下記の通りです。
- 生年月日
-
1914年11月13日
- 没日
-
1984年5月28日
- 学歴
-
- 東京女子高等師範学校附属高等女学校
- 明治大学専門部女子部(1932〜1935年)
- 明治大学法学部(1935〜1938年)
高等試験司法科試験に合格(1938年)
- 職歴
-
- 1940年に弁護士を開業
- 1947年 6月司法省民事部(民法調査室)に所属
民法・家事審判法の立法作業に、最高裁発足後は、事務局民事部第三課(→家庭局)で親族法・相続法・家事審判所の問題などに携わった。 - 1949年 裁判官になる
後には女性として初めての裁判所長も務める
すごい経歴の持ち主の三淵嘉子さん。
伊藤沙莉さんがどのように演じるかにも注目ですね。
キャストが豪華
NHK連続テレビ小説『虎に翼』に出演する俳優・女優陣が豪華メンバーです。
現在発表されているキャストは、下記の通りです。
名前 | 役名 | 役柄 | 朝ドラ出演歴 |
---|---|---|---|
石田ゆり子 | 猪爪はる | 寅子の母 | 初出演 |
岡部たかし | 猪爪直言 | 寅子の父 | ひよっこ なつぞら エール ブギウギ |
上川周作 | 猪爪直道 | 寅子の兄 | べっぴんさん まんぷく |
森田望智 | 米谷花江 | 女学校の同級生 | おかえりモネ |
仲野太賀 | 佐田優三 | 猪爪家に下宿している書生 | あまちゃん |
土居志央梨 | 山田よね | さっそうとした男装の女性 | おちょやん |
桜井ユキ | 桜川涼子 | 華族のお嬢さま | ちむどんどん |
平岩紙 | 大庭梅子 | 寅子の同級生で一番年上の学生 | ちゅらさん ゲゲゲの女房 とと姉ちゃん |
ハ・ヨンス | 崔香淑 | 朝鮮半島からの留学生 | 初出演 |
戸塚純貴 | 轟太一 | 法学部へ進学した際に出会う男子学生 | 初出演 |
岩田剛典 | 花岡悟 | 社交的で学生たちの中心的な存在 | 初出演 |
『虎に翼』に出演することが決まっている方のお名前を挙げましたが、豪華メンバーであることがわかりますね。
X(旧Twitter)でも、豪華出演陣に期待する声が多く寄せられていました。
出演者の半分以上が、過去のNHK連続テレビ小説の出演経験があること、また他局でも様々なドラマに出演されている方が多いことがわかります。
豪華出演陣が揃った朝ドラ『虎に翼』、これは期待大ですね!!
演技力に期待
ストーリーが面白そう・キャストが豪華という理由以外にも、伊藤沙莉さんの演技力にも期待する声が多く寄せられていました。
これまで、数多くのドラマや映画などで演じてきた伊藤沙莉さん。
やはり演技力に定評のある女優さんなので、期待している人が多いことがわかりますね。
私も伊藤沙莉さんが主演する『虎に翼』が放送されるのが、今から楽しみです!!
『虎に翼』のストーリーも楽しみですが、伊藤沙莉さんが猪爪寅子をどのように演じるのかにも注目したいですね。
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まとめ
- 伊藤沙莉は、ダンサー志望でコンテストで優勝するほどの実力の持ち主
- 伊藤沙莉が女優を目指したきっかけは、ダンススクールの子役オーディション
- 伊藤沙莉が演技が上手いと評価される理由は、自然な演技が出来る・リアリティのある演技力などの4つが挙げられる
- 伊藤沙莉の演技が下手と酷評された作品は、ミステリと言う勿れ』で、原因はオリジナルストーリーだったことと、役柄に合っていなかったこと
- NHK連続テレビ小説『虎に翼』が期待されている理由は、ストーリーが面白そう・キャストが豪華・演技力に期待されているため
女優として活躍している伊藤沙莉さんの演技は上手い・下手どちらなのか、また朝ドラ『虎に翼』が期待されている理由について、お話ししました。
X(旧Twitter)などで口コミでは、伊藤沙莉さんの演技力が上手いという評判が多かった印象でした。
2024年4月からNHK連続テレビ小説『虎に翼』が放送されることで、今より注目されること間違いなしの伊藤沙莉さん。
これからもさまざまなテレビドラマ・映画で、素敵な演技を見せてくれることを期待したいですね。